シーンスクリプトコマンドリファレンス
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[vram]……テクスチャ参照指定
対象プレーンがテクスチャ(VRAM領域)のどの位置を参照するかを指定します。
このコマンド後にwaitを挟み、参照位置を確定させてからイメージを読み込んでください。
書式:[pl] [no] vram (x) (y)
- no
- バンクNo
- x
- テクスチャ参照左上x座標(def:バンクデフォルト位置)
- y
- テクスチャ参照左上y座標(def:バンクデフォルト位置)
例:pl 1とpl 2で同じVRAM領域を参照する
pl 1 vram 0 680 pl 2 vram 0 680 wait cg 1 ba1_1 600 200
pl 1の600,200に表示される位置にロードしたため、同じ領域を参照しているpl 2にも同じく表示されます。
例:特殊なサイズのプレーンを作成した上で、参照するVRAM領域を指定する
pl 8 256 256 //pl 8 のプレーンを256×256サイズで再定義
pl 8 vram 0 512
256×256サイズ、(0,512)〜(255,767)のVRAM領域を参照するプレーン定義します。※プレーン初期化コマンドにより、デフォルト設定へ戻ります
テクスチャ参照位置について
「VRAM領域のどこにイメージをロードするか」を直接指定するコマンドはありません。
まずはプレーンのテクスチャ参照位置があり、そのプレーンに関連付けられた上でイメージを読み込む領域が決定します。
「イメージがロードされたVRAM領域をプレーンで表示する」のではなく、厳密には「プレーンが参照しているVRAM領域にイメージをロードする」ことになります。