ショートカットキー
【Bキー】・・・イメージベース位置の表示
アドベンチャーパートが表示されている場合に限り、読み込まれている画像のベース位置を表示します。
再度Bキーを入力することでベース位置表示が消えます。
※プレーンには対応していません。
【Cキー】・・・テキストコピー
メッセージウィンドウに表示されているテキストと、そのcstファイル名をクリップボードにコピーします。
この操作ではコピーのみが行われるので、別途テキストエディタ等にペーストして下さい。
例:
■(01_03.cst) : line 0
■女の子「わかった、しょうがないね!」
上記のように取得されます。
なお、取得できるのはメッセージウィンドウ内のテキストに限られるため、選択肢はコピーすることができません。
※「line」は現在機能していません。また、シーンリストから選択した場合、「.cst」が重複することがあります。
【Dキー】・・・デバッグダイアログ
アドベンチャーパートが表示されている場合に限り、デバッグダイアログが開きます。
変数の値やイメージ・プレーンの状態など、内部パラメータが表示されます。
画面状態が予想と異なるときに、原因究明に使用することができます。
各ダイアログおよびパラメータ
- 実行中のシーン/行番号/SP
- ※現在使用できません
- 変数
- 内部変数の値
- 変数番号をクリックすると値が入力でき、以後ゲームに反映されます。
- 文字列変数
- 内部変数の値
- 文字列変数はダイアログから直接編集することはできません。
- 履歴
- 経過シーンのリスト
- それまでに読み込んだcstファイルが順に表示されます。
シーンリストダイアログから直接ジャンプした場合は初期化されます。 - グラフィックパラメータ
- 現在のイメージ・プレーンの状態
-
- TYPE
- オブジェクトタイプおよびバンク
- FILE
- 読み込まれているファイル名(イメージタイプのみ)
- スクリプトで矩形塗りつぶしイメージやカラープレーンを作成している場合は、何も表示されません。
- COLOR
- イメージおよびプレーンのベースカラー(ARGB)
- カラープレーンを作成した場合のカラー値も、ここに表示されます。
- BX/BY/BZ(base)
- 各ベース位置
- BZは描画プライオリティと同じです。
- VX/VY/VZ(value)
- 各表示位置
- posと同じです。
- PL(plane)
- 表示対象プレーン
- α
- イメージαの有無
- 現在は基本的にONとなっています。
- D(display)
- 表示・非表示
- MX/MY/MZ(map)
- VRAM配置の左上点(プレーンのみ)
- RX/RY/RZ(rotate)
- 各軸の回転角度(プレーンのみ)
- イメージ読み込み時に回転させた場合の角度は反映されません。
- SX/SY/SZ(scale)
- 拡大率
【Pキー】・・・プレーン(VRAM)状態確認モード
画面表示を、プレーン合成前の状態(VRAMの使用状況)に切り替えます。
そのままゲームを進行することも可能で、カーソル位置が合っていれば各種ボタン・選択肢も有効となります。
再度のPキー入力で通常画面に戻ります。
【Qキー】・・・一時停止&グラフィック調整モード
システムの進行を一時中断します。
このとき、プレーンやイメージの表示位置と、拡大・縮小率を一時的に調整することが可能です。ベース位置と回転角度は調整できません。
→メッセージウィンドウは非表示になるので、フェイスウィンドウ内の画像(fw)は調整できません。
再度Qキーを入力すると画面状態は全て元に戻ります。このモードで操作したパラメータ類は保存されません。
戻す前に直接スクリプトを書き替えるか、「パラメータ」の機能からコピー&ペーストして下さい。
また、操作をやり直したい場合にも一度Qキーで元画面に戻って下さい。アンドゥ機能はありません。
このモード中でもCキー・Dキー・Pキーは使用可能です。ただし、Dキーで表示されるダイアログは調整前(Qキー入力前)の状態のものです。
画面の見方
- 左上:パラメータ
- グラフィック調整モード内での各パラメータ
- このモードでの操作が反映されるパラメータです。
「base」「pos」「scale」「rot」は、クリックすることでパラメータがクリップボードにコピーされます。 - 左下:タイプとバンク
- 調整の対象となるオブジェクトタイプとバンク
- 表示色
- 白:選択可能
- 赤:選択中
- 灰:未使用バンク/選択不可
- 選択方法
- Bキー:対象タイプ変更
- 「<」「>」キー:対象バンク変更
- マウス:直接選択
- 右上:カーソル座標
- 現在のカーソル位置
- システムがアクティブになっていれば、カーソルがゲーム画面外でも座標が表示されます。
グラフィック調整の操作
●表示位置の調整
画面上をマウスドラッグすることで、「タイプ・バンク」で選択されている対象を移動することができます。
このとき、対象にポイントする必要はありません。
キーボードからの操作も可能です。
- 「カーソルキー」で対象を各方向へ1pxずつ移動
- 「Ctrl」を押していると10px単位で移動
●拡大・縮小率の調整
マウスホイールの上下で対象の拡大率を変更します。
マウスホイール以外では操作できません。
- 通常は1%単位で変更
- 「Ctrl」を押していると10%単位で変更
※イメージは元画面で拡縮されていると、その数値からの相対で表示されます。
その場合、パラメータで表示されている数値をスクリプトに記述しても、思い通りの結果が得られません。
プレーンは表示通りの値となります。