このページの解説では、以下のファイルを使用します。あらかじめダウンロードし、CatSystem2 の scene フォルダ内にしておいてください。
スクリプトを実行するには、CatSystem2 の「シーンリスト」ダイアログウインドウを使用します。ダイアログ下部にある「シーンスクリプトをコンパイル」ボタンを押してコンパイルし、シーンリストからスクリプトと同名のシーンをダブルクリックすることで実行できますので、以下の解説と照らし合わせながら動作を確認して下さい。
マクロファイル | ¯o.txt |
Download
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スクリプトファイル | 0213_02a.txt |
Download
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※ダウンロードは、Downloadボタンを右クリックして、リンク先のファイルを保存して下さい。
※マクロファイルは、すでにあるファイルにそのまま上書きしてコピーしてください。
初回は、あえて解説を行いません。まずは、スクリプトファイルを少しずつ眺めながら「ああ、こんな感じなんだ」と理解してください。
軽く見ていただければわかりますが、このスクリプトではマニュアルに書いてあった「プレーン」という機能を一切使っていません。「プレーン」という機能は、実は一切使わなくても十分なスクリプトが組めるのです。
だから、「プレーン? よくわからないよ」なんて怖じ気づいてしまった人も心配なしです。
「プレーン」という機能は、より高速な処理を行う場合や、より高度な演出を行う場合だけ使用すれば十分なのです。なので安心して「プレーンを使わずに」スクリプトを組んでください。
さらに、"se" コマンドや "bgm" コマンド、"pcm" コマンドなどの音声関係の命令を無視していけば、実際のスクリプトが思ったよりもシンプルな物だと思ってもらえるかと思います。
CS2のコンセプトでもある、「シンプルさ」という部分が、実際のスクリプトによってこれで実感してもらえれば、あとは少しずつ慣れていくだけです。今後演出が複雑になっても、基本的にはほとんどのシーンにおいて大差ありません。
最初のうちは、命令があまりにシンプルで頼りなさそうに思えるかもしれませんが、ゲームの規模が大きくなっていって作業量が増えてきたとき、このシンプルさが非常に強力な武器となり、効率的に作業をするためにはこうする必要があったんだと、次第に肌で理解できるようになっていくはずです。
そう理解できるようになるまで、トライ&エラーを繰り返しながら、スクリプトをいじり倒してもらえれば、非常に嬉しく思います。
そんなわけで、初回はここまでです。
次回からは、少しずつスクリプトの解説を含めていこうと思いますのでお楽しみに!