プラグイン−プロジェクト

プロジェクトの作成

以下は Microsoft Visual Studio 2005 / 2008 での設定になります。
(画像はVisualStudio2005のものになりますが、2008でも設定内容は同じです)
VisualStudioの他のバージョンでは、項目が違う可能性があります。
また、他のコンパイラでの動作は未確認となっていますので、予めご了承下さい。

プロジェクトの作成

[ファイル]−[新規作成]−[プロジェクト]を選択してプロジェクト作成ウィザードを開きます。

新しいプロジェクト

[プロジェクトの種類]から[Win32]を選択して[テンプレート]から[Win32 プロジェクト]を選択します。
[プロジェクト名]は作成するプラグイン名(画像だとsample_rain)にします。
[場所]はプラグインSDKの場所(画像だとC:\open-cs2\particle_plugin)を指定します。

アプリケーションウィザードでの設定

アプリケーションウィザード

ここでは[次へ]を押します。

アプリケーションウィザード

[アプリケーションの種類]→[DLL]、[追加のオプション]→[空のプロジェクト]に設定します。

[完了]ボタンを押すと、プラグイン用プロジェクトが作成されます。

テンプレートファイルのコピー

[プロジェクトの作成]の項の[場所]で指定したフォルダの下にプロジェクト名のフォルダが作成されています。
このフォルダの中に、プラグインSDKの[template]フォルダ内にある

この2ファイルをコピーします。

コピーしたら、コピー先ファイルを

とリネームします。
例えば、プロジェクト名が[sample_rain]とすると

となります。

プロジェクトにファイルを追加

ソリューションエクスプローラのプロジェクト名を右クリックして、ポップアップメニューから[追加]−[既存の項目]を選択します。

ファイル追加

[テンプレートファイルのコピー]の項でコピーしたファイル(例だと[sample_rain.cpp / .h])を選択して[追加]を押します。

ファイル追加

同様の手順で[既存項目の追加]ダイアログを開き、1つ上のフォルダに移動して[cs2ParticleBase.cpp]を追加します。
[cs2ParticleBase.h]は追加する必要はありません。

ファイル追加

デバッグ時の実行ファイルの設定

ソリューションエクスプローラのプロジェクト名を右クリックして、ポップアップメニューから[プロパティ]を選択します。

プロパティ

左メニューより[デバッグ]−[コマンド]を選択します。
[cs2_open.exe]のパスを指定します。
これにより、VisualStudio上でプラグインのデバッグが出来るようになります。

出力ファイルの設定

左メニューより[リンカ]−[全般]−[出力ファイル]を選択します。
$(OutDir) の箇所を、open-cs2の[ptclpi]フォルダ(パーティクルプラグインを入れるフォルダ)に変更し、ファイル名末尾の[.dll]を[.ppi]に変更します。

プロパティ

モジュール定義ファイルの設定

[出力ファイルの設定]で開いた[プロパティ]の左メニューより[リンカ]−[入力]を選択します。
次に、右側に表示された項目の[モジュール定義ファイル]に、[../cs2particle.def]と入力します。

モジュール定義

以上でプロジェクトの設定は完了です。