オブジェクト
画面スクリプトでは、イメージやプレーン、サウンドなどのデータを「オブジェクト」として扱います。
オブジェクトは#DEFINEヘッダブロックにて定義します。
また、各オブジェクトの初期化は#OBJECTヘッダで行います。
1)オブジェクトの作成
#DEFINEヘッダブロックにてオブジェクトを作成します。
オブジェクトは、いわゆる配列変数のように一つの名前で複数持つことができます。
オブジェクト作成の例(#DEFINEより転載)
#DEFINE IMAGE bg // bg という名前でイメージを作成 BUTTON btn[6] // btn という名前でボタンを6個作成
この例のbtnオブジェクトのように指定すると、btn[0]〜btn[5]までの6個のオブジェクトが作成されます。
2)オブジェクトの初期化
初期化に必要なパラメータはオブジェクトの種類によって異なります。
詳細は下記「オブジェクトの種類」の各オブジェクトの説明内にあります。
3)オブジェクトの親子関係
オブジェクト初期化時に親オブジェクトを指定することができます。
親オブジェクトを指定すると、親の現在座標が原点の座標系になります。
例えば、親オブジェクトが座標 100,200 に表示されている時、表示座標 10,20 を設定すると、110,220 に表示されます。
また、親オブジェクトを動かすと自動的に子オブジェクトも連動して動きます。
4)オブジェクトの種類
現在定義できるオブジェクトは以下のとおりです。
- CPLANE
- テクスチャを持たないプレーン(単色プレーン)
- PLANE
- テクスチャを持つプレーン
- CIMAGE
- カラーイメージ(単色画像)
- IMAGE
- イメージ(画像)
- BUTTON
- ボタン
- STRING
- 画面表示用文字列
- SOUND
- BGMやSE等のサウンド
- SNDTABLE
- 音楽モードのようなサウンドリストテーブル
- SAVEPANEL
- セーブデータ表示用パネル
- SCROLL
- スクロールバー
- SLIDER
- スライダーバー
- BGTABLE / BGTABLE2
- (特殊)
- CHTABLE / CHTABLE2
- (特殊)
- PARTICLE
- パーティクル
- DIFIMAGE
- 差分形式イメージ
- LOGSTRING
- ログ用文字列
- SCROLL2
- スクロールバー[2]
- NVSTRING
- ノベル用文字列
※BGTABLE(2)とCHTABLE(2)は通常使用しないため、本ドキュメント内での説明は割愛します。