システム変数
画面スクリプトはシステムで定義された変数を使用できます。
この変数は読み出しのみ(書き込み不可)の変数です。
_MOUSE_X_
現在のマウスカーソルのX座標が入ります。
_MOUSE_Y_
現在のマウスカーソルのY座標が入ります。
_CLICK_L_
「決定」キーまたは「強制スキップ」キーが押された時、押されたボタンのオブジェクトが入ります。
各「キー」は、「環境設定(詳細モード)>入力」で設定されているものになります。以降も同様です。
何も押されていない時は0が入ります。
例 : btnボタンが押されるまで待ちます。
#DEFINE BUTTON btn #WAIT if (_CLICK_L_==btn) next ACT_BTN #ACT_BTN ...
_CLICK_R_
「キャンセル」キーが押された時、押されたボタンのオブジェクトが入ります。
何も押されていない時は0が入ります。
_SCRL_U_
「スクロール↑」キーが押された時、押されたボタンのオブジェクトが入ります。
何も押されていない時は0が入ります。
_SCRL_D_
「スクロール↓」キーが押された時、押されたボタンのオブジェクトが入ります。
何も押されていない時は0が入ります。
_SCRL_P_
SCROLL又はSLIDERオブジェクトが動いた時、そのオブジェクトが入ります。
動いていない時は0が入ります。
_PAGE_U_
「1ページ↑」キーが押された時、押されたボタンのオブジェクトが入ります。
何も押されていない時は0が入ります。
_PAGE_D_
「1ぺージ↓」キーが押された時、押されたボタンのオブジェクトが入ります。
何も押されていない時は0が入ります。
_PUSH_UP_
「カーソル↑移動」キーが押された時、押されたボタンのオブジェクトが入ります。
何も押されていない時は0が入ります。
_PUSH_DOWN_
「カーソル↓移動」キーが押された時、押されたボタンのオブジェクトが入ります。
何も押されていない時は0が入ります。
_PUSH_LEFT_
「カーソル←移動」キーが押された時、押されたボタンのオブジェクトが入ります。
何も押されていない時は0が入ります。
_PUSH_RIGHT_
「カーソル→移動」キーが押された時、押されたボタンのオブジェクトが入ります。
何も押されていない時は0が入ります。
_FRAME_
画面スクリプトが起動してから何フレーム(1フレームは1/60秒)経過したかのフレーム数が入ります。
この数値はreset_frameコマンドで0にリセットする事ができます。
_EXITCODE_
画面スクリプトから実行された子スクリプト(画面スクリプト・kcsスクリプト)が終了した時の終了コードが入ります。
この終了コードは子スクリプトのexitコマンドのパラメータで指定されたものです。
終了していない場合は-1が入っています。
_SAVEOBJ_
シーンスクリプトを実行するsscript.kcsスクリプトからセーブ・ロード画面が呼び出される時に、現状のセーブデータとして設定されます。
datasaveコマンドのパラメータとして使用されます。
@変数
現在の状態を指す特殊な変数です。
通常は、該当パラメータを数値で返しますが、記述位置によってはオブジェクトそのものを特定します。
例1:通常の指定
cg[0] pos @ @
x、yの現在値が入ります。
例2:イベントハンドラ内など
#btn.FOCUS @ setid 1
マウスフォーカス中のオブジェクトを返します。