コンバート・実行
1)コンバート方法
CS2システム上で画面スクリプトを実行するためには、スクリプトをコンバートする必要があります。
シーンスクリプトとは別のコンバータ、"fes.exe"を使用します。
→"fes.exe"は[fes]フォルダに入っています。
書式:fes [filename]
- filename
- コンバートをするファイル名(拡張子も必要です)
コンバートを行うと、拡張子「fes」のファイルが作成されます。
このファイルをCS2システムで実行します。
→詳細:データの作成とツール「画面スクリプトコンバータ」参照
2)実行方法
画面スクリプト又はシーンスクリプトから呼び出します。実行するには複数の方法があります。
1.画面スクリプトから実行
画面スクリプトのコマンド「execfes」を使用して、子画面スクリプトとして実行する方法です。
例 : flow.txtを書き換えて目的の画面スクリプトを実行
// 画面スクリプト flow.txt #START // ゲームタイトルチェック 違うタイトルで動作している場合は終了 checktitle 0 cs2-system next START_TEST //////////////////////////////////// // 画面スクリプトテスト #START_TEST endfes wait 1 // testfes(テストしたい画面スクリプト)を実行 execfes testfes next TEST_WAIT #TEST_WAIT // testfes が終了したら再度実行する if( _EXITCODE_ != -1 ) next START_TEST
flow.txt(flow.fes)は、CS2システムが実行されたとき最初に実行されるスクリプトです。
このスクリプトはゲームのフロー制御を行います。
メーカーロゴを表示するスクリプトを実行したら
タイトル画面スクリプトを実行、タイトルで『続きから』が選択されたらロード画面を実行・・・
というゲーム全体の流れを制御するためのスクリプトです。
上記例では、このファイルを編集して、CS2起動時にテストしたい画面スクリプトが実行されるようにしています。
2.シーンスクリプトから実行
シーンスクリプトのコマンド「fes」を使用して画面スクリプトを実行する方法です。
例 : シーンスクリプト[test.cst]から画面スクリプトを実行
// シーンスクリプト test.txt
#TEST
画面スクリプト testfes を実行します。
fes testfes
画面スクリプトを終了します。
next TEST