コマンドの実行とwait

コマンドの実行

コマンドを実行するタイミングは、通常、以下の二つです。

  1. クリック待ち
  2. wait コマンド

「クリック待ち」は、メッセージが表示されるタイミングと「¥n」です。

¥n:基本的な演出「セリフの途中で表情変化をする」

メッセージ表示タイミングでの画像描画

1.メッセージ表示と同時に表示を開始

	cg 1 ca01,1,1,1,1,1
	rdraw //フェードで画面を描き換えるコマンド

ミネット	「えへへ……良い朝ですね?」

cg 1 が表示されながら、メッセージも表示されます。

2.画像が表示されてからメッセージを表示

	cg 1 ca01,1,1,1,1,1
	rdraw
	wait

ミネット	「えへへ……良い朝ですね?」

テキストの前に「wait」を挟むと、cg 1 の表示が完了してからメッセージが表示されます。

3.画像の表示途中でメッセージの表示を開始

	cg 1 ca01,1,1,1,1,1
	rdraw 40
	wait 20

ミネット	「えへへ……良い朝ですね?」

wait に、それまでのコマンド処理に要する時間より小さいフレーム値を指定すると、処理の途中でメッセージ表示が開始されます。

サウンド系ファイルの読み込み

サウンド系ファイルとは「音楽(bgm)」「効果音(se)」「ボイス(pcm)」の三つを指します。
これらはイメージファイルと違い、waitやクリック待ちの出現を待たずに読み込んだ時点で再生されます。

	se 0 se001
	wait

	チャイムが鳴った。

上記の例では se 0 の再生が終わってからメッセージが表示されるように見えますが、実際は違います。
サウンド系ファイルの読み込み後にwait(フレーム値無指定)を置いても、再生の完了を待つことはできません

※pcm(ボイス)については、waitコマンドに明確な指定をすることで「再生が終わるまで」待つことは可能です。
seの再生完了を待つ場合は、seファイルの長さ分をwaitのフレーム値として指定する必要があります。

時間経過を待つ<wait

※waitについては「基本的な演出」でも触れています。

「wait」は時間の経過を待つコマンドです。

1.処理の完了を待つ

	cg 1 ca01,1,1,1,1,1
	rdraw
	wait

wait にフレーム値を指定しないと、「それまでの処理が完了するのを待つ」命令となります。

フレーム値の記述を省略し、デフォルト値を使用している場合はその値が適用されます。
この例では rdraw のデフォルト値がいくつであろうが、それが終わるまでを待っています。

2.指定時間を待つ

	cg 1 ca01,1,1,1,1,1
	rdraw
	wait 20

wait にフレーム値を指定すると、その数値分だけを待ちます。

この例の rdraw コマンドは、動作フレームが無指定のためデフォルト値が適用されます。
wait は、その値にかかわらず「20」フレームを待ちます。
rdraw のデフォルト値が20フレーム以下の場合は動作完了までを待つことになりますが、それ以上の場合は、完了を待たずに次の処理に入ります

3.処理の完了と指定時間を待つ

	cg 1 ca01,1,1,1,1,1
	rdraw
	wait
	wait 20

これは最初の wait で画像の表示完了を待ち、さらにその後に20フレームを待っています。

rdraw のデフォルト値(仮に20)を把握している場合、以下のようにも書けます。

	cg 1 ca01,1,1,1,1,1
	rdraw
	wait 40