シーンスクリプトコマンドリファレンス
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イメージロード
イメージファイルをバンクにロードします。同時に表示位置の指定も可能です。
イメージが読み込まれているバンクに新たな画像を読み直した場合、モーションのみが停止します。
位置情報や不透明度など、表示に関する指定は引き継がれます(ベース位置は新しい画像のものになります)。
x座標、y座標、描画対象プレーンのデフォルト値は「VRAM定義ファイル」で変更できます。
書式:[bg/cg/eg/fg/fw] [no] [filename] (x) (y) (z) (plane) (prm)
- no
- バンクNo
- filename
- ロードするファイル名
- x
- 表示先x座標(def:VRAM定義ファイルで定義)
- y
- 表示先y座標(def:VRAM定義ファイルで定義)
- z
- 表示先z座標(def:0)
- plane
- 描画対象プレーンNo(def:VRAM定義ファイルで定義)
- prm
- 反転・回転・マスクの指定(※後述)
例1:表示位置を指定する
cg 1 image_a 600 200
例2:描画対象プレーンを指定する
cg 1 image_a @ @ @ 2
例2の指定をすることで、初期化されるまで cg 1 は無指定で pl 2 に描画されます。
複数のタイプ・バンクの描画対象プレーンを一時的に変更する場合は、defコマンドが便利です。
prm
1)イメージロード時の反転・回転
イメージのベース位置を基準に、反転・回転(時計回り)を行った上でロードします。
反転同士・回転同士が重複しなければ、二つを指定することも可能です。
- ¥lr
- 左右反転
- ¥ud
- 上下反転
- ¥r90
- 90度回転
- ¥r180
- 180度回転
- ¥r270
- 270度回転
例:左右反転・90度回転させた画像をロードする
cg 1 image01 400 200 @ @ ¥lr ¥r90
VRAM上でも反転・回転された状態になっています。
通常状態でロードした画像をプレーンで反転・回転するには、rotを使用します。
2)マスクの指定
指定された画像をマスクとして表示します。適用範囲は同一プレーン内のイメージです。
- ¥mr
- 画像のR情報を使用してマスク
- ¥mg
- 画像のG情報を使用してマスク
- ¥mb
- 画像のB情報を使用してマスク
- ¥ma
- 画像のA情報を使用してマスク
例:cg 1とbg 1が同プレーンにあるとき
cg 1 tubuan 400 200 0 1 ¥ma //切り抜く形
bg 1 $ffffffff 800 600
//↑cg 1 の形に切り抜かれ表示される画像
マスクにするイメージがプレーン内で一番高いプライオリティとなるようにしてください。
同プレーンでマスクの上にさらに他のイメージを重ねると、表示が乱れる場合がありますので避けてください。