プレーンを使う

イメージタイプだけでもいろいろな演出ができますが、プレーンの利用でさらに以下のようなことも可能になります。

イメージとプレーンの違い

一度画像を読み込めば、ほぼイメージと同様に扱えるプレーンですが、使用にあたり注意する点があります。

以下は画像の読み込み後、moveコマンドを「cg」に適用した場合と、「pl」に適用した場合との比較です。

	cg 0 bb03l,1,0,0,7
	rdraw

	画像表示

	cg 0 move 60 @+300

	イメージを動かす

	cg 0 pos

	cgの位置をリセット

	pl 0 move 60 @+300

	プレーンを動かす

【イメージで動かした場合】/【プレーンで動かした場合】

画面キャプチャ 画面キャプチャ

実行例のとおり、プレーンで動かしたほうは画像が切れてしまっています。

Pキーで確認すると、「bb03l,1,0,0,7」は画像の横幅が大きいためにpl 0に収まりきっていません。

【イメージロード時のプレーン状態】

画面キャプチャ

断ち切り部分を表示したくない場合はコマンドのパラメータに配慮してください。
上下左右にある、プレーンの余剰分の値以内ならば、画像が途切れていてもプレーンでmoveを指定できます。

大きいサイズのプレーン

通常サイズのプレーンからはみ出してしまう画像も、表示するだけならば問題ありません。
しかし、位置指定やモーションをプレーンに指定して扱うには不便な点が出てきます。

こういった場合は、大きなプレーンに描画するようにします。
初期設定では、横長・縦長・全領域サイズpl 4〜8で用意されています(※)。
VRAM定義ファイル「vram.xml」の設定によります。

プレーン4の使用

pl 4〜8を使うときは、通常使用できるpl0〜3とは違い多少の段取りが必要です。
横長プレーンである「pl 4」に「bb03l,1,0,0,7」を描画するケースを例にとり、その手順を説明します。

	pl [0,1] disp 0 //pl 0・1を非表示
	pl 4 disp 1     //pl 4を表示
	cg 0 bb03l,1,0,0,7 912 @ 4 //pl 4に読み込み
	rdraw

	プレーン4に描画

【画面表示】/【プレーン状態】

画面キャプチャ 画面キャプチャ

Qキーモードで左右に動かすと、画像の端まで切れずに描画されているのが分かります。
(上下は切れています)

順を追って見てみましょう。

pl 4は、VRAM領域上のpl 0とpl 1を繋げた範囲です。

VRAM領域/横長サイズ VRAM領域/通常サイズ

使用領域が重なっている場合、使用するプレーンだけを表示状態にします。
これをしないと不要なプレーンにも画像が描画されてしまい、画面表示が乱れます。
※初期状態ではpl 0〜3が「表示」それ以外のプレーンは「非表示」になっています。

pl 0と1を非表示、pl 4を表示にする

	pl [0,1] disp 0
	pl 4 disp 1
	cg 0 bb03l,1,0,0,7 912 @ 4

これでpl 4が準備できました。

次は画像読み込みになりますが、これも標準サイズで使いやすいように設定されているので少し工夫が必要です。

デフォルトで用意されているすべてのプレーンは、プレーンの中央が画面の中央に表示されるようになっています
よってcg 0を画面中央に表示するには、pl 4の中央に描画すればいいことになります。

pl 4の横幅は「2048」なので、x座標中心は「1024」となります。
ここから、前頁の「イメージタイプの位置指定」にあったx座標のシフト分、「112」を差し引きます。

cg 0のx軸の表示位置

	pl [0,1] disp 0
	pl 4 disp 1
	cg 0 bb03l,1,0,0,7 912 @ 4 //「912」は「1024-112」でも可

通常サイズ以外のプレーンを使用するときは、このシフト分を引いて指定することを忘れないで下さい。

Qキーモードの活用

通常サイズ以外のプレーンに画像を読み込むときは、Qキーによる「一時停止&グラフィック調整モード」が役立ちます。
Qキーモード中でもPキーを押すとプレーン状態が確認できるので、そこでイメージをプレーンに収まるように配置すると失敗がありません。

Qキーモードにしたら、読み込むイメージタイプ・バンクを選択してからプレーン状態確認モードに移行してください。

通常サイズ以外のプレーンの種類

使用(表示)するプレーン:非表示にするプレーン

1.横長プレーン
  • pl 4:pl [0,1]
  • pl 5:pl [2,3]
VRAM領域/横長サイズ
2.縦長プレーン
  • pl 6:pl [0,2]
  • pl 7:pl [1,3]
VRAM領域/縦長サイズ
3.VRAM全領域プレーン
  • pl 8:pl [0-3]
VRAM領域/全領域サイズ

※各プレーンの表示をテストするときは、直前に使用したプレーンの表示・非表示設定を戻してください。
または使用したplを初期化してください。