プレーン系コマンド
baseやposなどの基本的なコマンド類やモーションコマンドは、イメージと変わらずに使用できます。
ここではコマンドリファレンスで「プレーン専用」となっているものを紹介していきます。
プレーンで拡張されるコマンド
倍率を変更する<scale>
指定したサイズでプレーンを表示します。
イメージに対しては読み込み前にしか使用できませんでしたが、プレーンについてはいつでもサイズを変更できます。
cg 0 bc01,1,1,0,1
rdraw
\n
pl 0 scale 150% 150% //パラメータは x軸拡大率/y軸拡大率
rdraw
実行
また、プレーンに対してのみ「mscale」による動的な拡大縮小が可能です。
cg 0 bc01,1,1,0,1
rdraw
\n
pl 0 mscale 30 150% 150% //パラメータは フレーム/x軸拡大率/y軸拡大率
実行
→scale:コマンドリファレンス
→mscale:コマンドリファレンス
プレーンのみ有効なコマンド
回転させる<rot>
指定した角度にプレーンを回転して表示します。
回転の中心は対象プレーンのbase位置、回転方向は「各軸の正方向から見て時計回り」です。
画面上で平面的に回転させるにはz軸に角度を指定します。
cg 0 bk01,1,1,4,3,1
rdraw
\n
pl 0 rot 0 0 180 //パラメータは x軸角度/y軸角度/z軸角度
rdraw
\n
scaleと同じくrotにも、動的に回転する「mrot」があります。
cg 0 bk01,1,1,4,3,1
rdraw
\n
pl 0 mrot 30 0 0 180 //パラメータは フレーム/x軸角度/y軸角度/z軸角度
\n
→rot:コマンドリファレンス
→mrot:コマンドリファレンス
プライオリティ変更<pri>
プレーンのプライオリティを変更します。
キャラクターの前後を入れ替えるときなど、プライオリティを変更すればイメージを読み直す必要がありません。
プライオリティのデフォルトは「プレーンバンク×1000+5000」になっています。
pl 0が「5000」、その後は1000ずつ増えると覚えてください。
pl 2 pri 5500 //pl 2をpl 0と1の間に表示
プライオリティは以下のデバッグ機能で確認ができます。
- デバッグダイアログ【Dキー】
- グラフィックパラメータの「BZ」
- 一時停止&グラフィック調整モード【Qキー】
- baseパラメータの「z」
合成モードの変更<bmode>
プレーンを特殊な合成方法で描画します。
pl 2 bmode 1 //加算モード
使用する画像やプレーンカラーによって著しく表示結果が異なります。
詳細はリファレンスを確認してください。
ラスタースクロール<raster>
プレーンを連続変形させて、いわゆるラスタースクロールに似た効果を擬似的に表現します。
標準のプレーンではカクカクとした表示になるため、専用に作成したプレーンを使用するのが普通です。
pl 1 raster_x wait pl 1 raster 1 50 100 60
この例では「raster_x」というプレーンを作成し、使用しています。
raster実行中に「raster fade」を使用してパラメータを変化させることができます。
→raster:コマンドリファレンス
→特殊プレーン指定:コマンドリファレンス
→raster_fade:コマンドリファレンス
プレーンの作成
プレーンはシステムで用意されているpl 0〜8だけでなく、任意で作成することもできます。
以下を指定すれば、pl 9〜31がpl 0〜8と同様に使用できます。
(pl 0〜8を変更することも可能です)
- サイズ<矩形プレーン作成>
- 参照するVRAM領域<vram>
- ベース位置<base>
- 表示位置<pos>
- 表示設定<disp> ※pl 0〜3以外はデフォルトで非表示なので「表示」にする
注意点はVRAM参照位置の指定です。
使用できるVRAM領域が広がるわけではないので、非表示にするプレーンを把握することが大切になります。
カラー矩形プレーンの作成
単色の矩形プレーンを作成します。
これはイメージを使用しません。
通常サイズのpl 0〜4のすべてにイメージを読み込んでいても、それとは別に作成できます。
pl 9 disp 1
pl 9 $FFff0000 1024 680 //通常サイズの赤いプレーン
破棄するときは作成したカラープレーンを初期化してください。