ウィンドウ定義ファイル"meswnd.xml"/"hist.xml"
"meswnd.xml"でメッセージウィンドウを、"hist.xml"で履歴ウィンドウをカスタマイズすることができます。
フォントカラーやサイズの初期値はここで指定しますが、デフォルトフォントタイプは「CS2動作定義ファイル(startup.xml)」で指定します。
また、複数のウィンドウ定義ファイルを作成し、シーンスクリプトコマンド「view」により随時使い分けることも可能です。
その場合のファイル名は自由です。
→コマンドで指定がない限り、"meswnd.xml"と"hist.xml"がデフォルトとして使用されます。
通常使用する定義ファイルは名前を変更しないでください。
メッセージウィンドウにフェイス画像を表示する場合、表示位置や範囲などはウィンドウの画像ファイル内で指定します。このファイルでは特別な指定は必要ありません。
→ウィンドウ画像ファイル:「メッセージウィンドウ"meswnd.hg3"」参照
設定内容
"meswnd.xml"と"hist.xml"は¥game¥config内に置きます。
履歴ウィンドウ定義ファイルは若干項目が少なくなっていますが、内容は同じです。
CONFIG(基本構成)
- hide_sl
- 通常時にセーブ・ロードボタンを隠すか
-
- 0:隠さない
- 1:隠す(システムボタンの上にカーソルが乗ったときに表示)
- name_id
- 名前表示に画像を使用するか
-
- 0:使用しない
- 1:使用する
- name_center
- 名前表示をセンタリングするか
-
- 0:しない
- 1:する
- name_center_rev
- 名前表示をセンタリングする場合の中心位置調整値(左右)
VRAM(使用VRAM領域)
※この項目は基本的に変更しないで下さい。
IMAGE(使用画像)
→サンプルとして\image_sample内にメッセージウィンドウと履歴ウィンドウのサンプルpsdファイルがあります。
- file
- ウィンドウに使用する画像ファイル名
- name
- 名前表示用画像名(name_id が1のときに使用)
- wait
- キー入力待ちアイコンファイル名
- ufont
- ユーザーフォントファイル名
- pri
- ウィンドウプレーンの表示プライオリティ
- onlyalpha
- 環境設定でウィンドウの色(ARGB)を変更できるのはα値だけにするか
-
- 0:ARGBすべて
- 1:α値のみ
FONT(フォントサイズ)
- str_ss/str_s/str_n/str_l/str_ll
- テキストフォントサイズ(単位:ピクセル)
- 「str_n」がデフォルトサイズです。このサイズには文字影の分も含まれます。
ほかにも、シーンスクリプトにおいてフォントサイズを変更する際の規定値になります。 - →フォントサイズの変更:「エスケープシーケンス」参照
- ruby
- ルビフォントサイズ
- name
- 名前フォントサイズ
SPACE(文字間隔)
- horizontal
- 文字間調整
- vertical
- 行間調整
- ruby_v
- ルビ表示位置
- name_h
- 名前の文字間調整
- margin
- 文章表示エリアの上下左右マージンサイズ
- left
- 左側の余白領域
- top
- 上側の余白領域
1行目の文章のルビはこの領域に表示されます - right
- 右側の余白領域
この領域分が禁則処理(ぶら下げ)に使用されます
2文字分くらいを目安としてください - bottom
- 下側の余白領域
- left
COLOR(文字色)
- str
- 文章のデフォルト文字色
- str_shadow
- 文章の文字につくデフォルト影色
- name
- 名前のデフォルト文字色
- name_shadow
- 名前の文字につくデフォルト影色
MAX_LEN(最大文字数)
※この項目は基本的に変更しないで下さい。